このページは、教室を受け持っている講師向けの記事です。
教室での授業の場合、生徒さんの授業を聞く姿勢に温度差があると感じたことはありませんか?
生徒さんそれぞれにタイミングもあるので、その授業が簡単だからとか、まだ習ってないからとか、今日学校で出た問題だからなどと温度差ができてしまいます。
教室の全員に向けて話をしているときに、あきらかに聞いていない生徒さんがいるのもよくあることです。
そんな時はあなたはどうしていますか?
名指しで注意しますか?
やんわりと注意しますか?
無視しますか?
簡単な方法ですが、効果があるコツを紹介します。
試しに一度この方法を実践してみてください。
感想や意見など、コメントいただければ嬉しいです。
実際に私が使う方法です。
教室で生徒の気を引くコツとは?
あなたはスナックやキャバクラにいったことがありますか?
想像してみてください。
【パターン1】
あなたは、キャバクラや飲み会などのお酒を飲んでいる席にいます。
10人前後のグループで、テーブルを囲んでいます。
その中にで気になる人や、人気者の人がみんなに向けて話しているとします。
その人はにこやかに話しかけてきました。
「皆さんの仕事は何をしているんですか?」
「皆さん素敵ですねえ~。」
「皆さん私のタイプですう。」
どう思いましたか?ワクワクしましたか?
【パターン2】
あなたは、キャバクラや飲み会などのお酒を飲んでいる席にいます。
10人前後のグループで、テーブルを囲んでいます。
その中にで気になる人や、人気者の人がみんなに向けて話しているとします。
その人はにこやかに話しかけてきました。
「あなたの仕事は何をしているんですか?」
「あなたは素敵ですねえ~。」
「あなたは私のタイプですう。」
どうでしたか?
パターン1と2ではどちらが良い気持ちになりましたか?
パターン1のように「皆さん(みんな、その他大勢)」に向けて離されても、全然心に響かないのではないでしょうか?
なーんだ、そんなことかあ。。。と思いましたか?
でもあなたは実際に教室ではどうでしたか?
思い出して見てください。
次から教室で授業をする場合に、一人一人の「あなた」に向かって話をするように意識してみてください。
自分に向けて言っているというのは相手にはわかるものです。
また、遊んだりサボっている生徒さんも「見られている」と意識するので授業を真剣に聞くようになるでしょう。
例えばコンサートやライブなどで、推しメンが自分の方を見たとか目が合ったとか言って喜んでいる人がいますよね。
目は口ほどにものをいうというように「あなた」に目を向けると相手にはわかるものなのです。
お手本にするのはあの全国的に有名な先生
こちらを見ていないと思われる生徒には、しっかりと見ているということを伝えるテクニックのお手本があります。
それはベタですが、3年B組金八先生です。
金八先生の授業を思い出してください。
絶妙のタイミングでよそ見している生徒に声がけしています。
この方法は公立校や普通の学力の塾などでは「ウザイ」と思われがちなテクニックです。
ですが、特進クラスや偏差値の高い受験生になればなるほど効果があります。
なぜなら、その子たちは必死で受験に挑んでいるからです。
私が教師の道を選ばずに、学習塾や家庭教師のジャンルを選んだのもここに理由があるのです。
受験生の気持ちがわかる講師は強いんです。
私が学校の先生にはなりたくない理由は「同じ方向を向いた生徒と関わりたい」からなのです。
受験のために自分のために、真剣に毎日継続して試験勉強をする生徒さんに携わりたいからです。
試験までの貴重な時間を、大事な生徒さんに余計なこと(「塾前にバイクで爆走!」をお読みください。)で煩わせたくないのです。
(しかも私の場合は、経済的問題で塾にも通えなくなってしまったのです。こちらのエピソードは「小公女セーラ編」でお話します。)
熱く語ってしまいましたが、私の本音です。
こんな私ですが、縁があればあなたと一緒に働ければいいなと思いながらこのブログを書いています。
私の塾は近日講師募集の予定です。
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