あなたは2回目以降の授業で最初に何をしますか?最初に生徒さんに対するアクションです。以下の中にありますか?
- 学校での授業の進度などを生徒さんに確認する
- とりあえず挨拶してお茶菓子や飲み物などをチェックする
- 今日はどうする?数学にする?英語にする?と生徒さんに選ばせる
- 前回の授業の復習を始める
- 好きなアイドルや音楽の話で場をなごませる
いかがですか?あなたにあてはまるものがありましたか?ありませんでしたか?
上記の中で正解は4番目の「前回の授業の復習を始める」です。
なぜ復習が正解なのでしょう?
それは復習を継続することが合格への最短の近道だからなのです。

ここからは復習について解説していきます
忘却曲線の攻略方法テクニック
人間は記憶したことをどんどん忘れてしまいます。
エビングハウスの忘却曲線によると、人は何かを学んだあとは時間に応じて忘れていくという理論です。
忘却曲線による時間の推移
20分後には48パーセント忘れる
1時間後には56パーセント忘れる
9時間後には64パーセント忘れる
1日後には67パーセント忘れる
2日後には72パーセント忘れる
6日後には75パーセント忘れる
31日後には79パーセント忘れる
※実際はこの限りではないと思います。
なぜならこの実験データは、意味のない単語を記憶した際のものだからです。
例えばこんな感じです。

へいだ まちろ いせひ ばぽき いれみ ふそら
またテキストや教科書には挿絵があり、ここにイメージ学習法などの効果が取り入れられるのでさらに効果的に記憶できるはずなのです。
なので、必ず忘れる時間の統計という簡単な意味ではなく、思い出して記憶する際に節約できる時間のデータであるからなのです。
カナダの大学の研究によると、復習した場合の記憶の復活については画像のようなイメージです。
上の図の黒い線は忘却曲線です。
黄色い波線は復習したときの学習記憶の復活するとされる時間です。
- 24時間以内に10分間復習した場合は記憶率は100%戻ります。
- 1週間以内ならたったの5分で記憶がよみがえります。
- 一か月以内なら数分復習するだけで記憶が復活するのです。
「Active recall アクティブリコール」
「Active recall アクティブリコール」とは、能動的に思い出すという方法だそうです。
適切なタイミングで繰り返して復習するのが最強ともいわれています。

単語帳やミニテストが復習に効果がある!
というのも納得できますね。
インプットしてもアウトプットしなければ意味がない!
というのもよく言われていることです。
反復が大事だということなのです。
これは「インターバル復習」という名前で昔から広く知られています。
※インターバル復習では「ウォズニアック」の復習方法が有名です。
ほかに毎日定期的に繰り返す「ヨストの法則」もあります。
興味がある方は調べてみてください。

最新おすすめ勉強方法 令和版!
令和の最新おすすめ勉強方法を知りたいですか?
それは「科目を総合的に勉強する!」方法です。
近年の出題傾向を見ると納得ですね。
センター試験をはじめ受験では複数分野の複合問題が出題されますので、科目をまたいで勉強する方法になれておきましょう。

複数の大問を一つのテストとして出題するようになりそうですね。
生徒に合わせてスケジュールを作ってみよう!
ここでは、おすすめのアプリや自作のエクセルを紹介していきます。
気に合うものがあったら使ってみると便利かもしれません。
授業の日を計算して復習サイクルを計算する
あなたの受け持ちは週何回ですか?それとも不定期ですか?
そんなの最初にやっているよ、というかたも忘却曲線を利用したサイクルになっているか見直してみましよう。
効果があれば次のテストや模試に点数アップするかもしれません。
スマホアプリもありますので、受け持ちの生徒さんに合わせて復習のプログラムを設定してみてはいかがでしょう。
おすすめのエクセルシート

おすすめのスマホアプリ


あなたの利用しているアプリや、自作でこんなの使ってるよ!などがありましたら、ぜひ私にも教えてください。
コメント↓お待ちしています。
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