これは北海道模試でビリから、中学受験に逆転合格した私の幼少期の実話です。
最初に言っておきますが、ウソ、ウケ狙い、盛りは一切ありません!
天才でもハッピー野郎でもありません!勉強の悩みは一通りも二通りも経験しました。
誰よりも勉強が苦手な子の気持ちがわかる自信があります。
そして誰よりも成績が上がる勉強の仕方を知っている自信があります。
私の過去はちょっと奇抜かもしれませんが、私自体は普通の人です。
むしろ苦手なことが普通の人より多いかもしれません。
「はじめてのおじゅけん」模試で全道ビリからの有名私立中学受験合格パート2
今回は北海道模試でビリから、中学受験に逆転合格した私の体験記パート2です。
パート1でもお伝えしましたが、ウソ、ウケ狙い、盛りは一切ありません!
私の過去はちょっと風変わりかもしれませんが、私自体は普通の人です。
強いて言うならスタート地点のドン底っぷりだけは、誰にも負けないかもしれません(笑)
さて、晴れて北海道模試でビリを取ったビリガキ私は6年生になり、 週2回の塾に加えて、家庭教師のトライも始めることになりました。
担当の先生に週5回来てもらい、まずは小学校3年生の勉強の復習からお願いすることにしました。
先生には申し訳ないことをしましたね… 。
また母には「車一台買えるくらいのお金かかったよ。早く親孝行してね♡」と言われています…。
さあ、本題に戻りましょう!(笑)
漢字、計算、文章題、理科、社会を全部3年生からやり直す為、母は家庭教師の先生に2万円預けて市販の参考書を選んでどっさり買ってきてもらいました。
漢字ドリル、計算ドリル、参考書、問題集などなど。
机周りは、りぼんやなかよしなどの漫画から一気に参考書だらけになりました。
いかんせん小学校6年生だったのに、3年生からやり直すわけです。
漫画なんて読んでる時間がありません。
必然的にそうなりますよね。
そして未だに覚えている家庭教師の最初の授業は、割り算の筆算でした。
漢字も理科も社会も全部3年生の始めからやり直しました。
3年生の問題集が終わったら4年、5年、6年生と、正しい順番で、まずはゴソッと抜けている知識を蓄積していきました。
次の学年の問題に進めるのが嬉しかった、そんな記憶があります。
某塾の「一冊を、完璧に。」を知らない内に、実践していたんですね。
小学校6年生からは習い事も、寄り道も、友達と遊ぶのも、テレビもゲームも止めました。
学校が終わったらすぐに家に帰り、塾に行き、家庭教師の授業を受ける生活です。
そして6年生の夏には、3〜6年生までの学校で習う範囲を全て終わらせました。
受験勉強を学校の進度に合わせる必要は無いんです。
入試では「学校で習ってないからわからなかった」が通用しません。
用語そのものや問題の解き方を知っているか知らないかのガチンコ勝負です。
そして6年生の秋からは、いよいよ中学受験対策、「学校の範囲プラスアルファ」の部分の勉強が始まりました。
入塾当初はついて行けなかった塾の先取り授業も、この時期の私にとってはもう学校の復習くらいの感覚でした。
成績順に座席が決まる席替えでは、私が一番前を死守! パート1でお話した附属小学校の子達は、私より後ろの席になりました。
学校のカラーテストもこの時期には、100点で当たり前でしたし、自分でもそう思っていました。
そして家庭教師の先生は、気が抜けたのか、授業中に居眠りをするように…(笑)
小学生の私は「先生寝てるから、自分でやろっと♪」と先生を無視して中学受験に特化した参考書と問題集や、受験校の過去問題や類題を一人でガンガン進めました。
学校で習っていない問題なんて山のようにありました。
中学受験では当たり前のことですね。
しかしわからない問題があった時に限って、家庭教師の先生は寝ていました。
そうすると、自分で参考書や辞典で調べる習慣が嫌でもつきますよね。
ここまで来た私は当時「塾の時間も家庭教師の時間も、なんかもったいないなあ。自分一人でやりたい勉強をやりたい!」と思うようになっていました。
某塾の理想とする、「 正しい自学自習を一人でできること」ができるようになっていたんですね。
北海道のド田舎のビリガキが、知らず知らず当時は無かった某塾と同じ勉強方法をしていたんです!
この経験もあって、数年前にこの某塾で校舎長をしていました。
続きは小学校6年生私「はじめてのおじゅけん」パート3にて入試説明会、試験直前期の大事件⁉︎、合格発表日のお話を致します。