「塾の面談って、何を話せばいいんだろう…」「先生に気を使って、肝心なことが聞けなかった」
そう感じたことはありませんか?私(りいるう)も最初の面談では緊張して、帰り道に「あれ聞けばよかった」と後悔した経験があります。
この記事では、塾業界10年以上のキャリアを持つ元教室長GTOにインタビューして教えてもらった「保護者が面談で本当に聞くべきこと」を、保護者目線でわかりやすくまとめました。
面談前にこの記事を読んで、チェックリストを持参するだけで、聞き漏れゼロの面談ができます。
- 面談前に準備しておくこと
- 当日の段取り(子どもの扱い方・駐車場など)
- 必ず聞くべき質問リスト
- 言いにくいことの伝え方
- 面談後にやること
塾の面談、なぜ大事なのか
塾の面談は、塾側にとっても保護者にとっても「現状確認と方向修正の場」です。ところが多くの保護者が、面談で塾側のペースに乗ってしまい、肝心なことを聞き損ねて帰ってきます。
GTOによると、「面談で何も質問しない保護者ほど、後から不満を抱えて突然退塾することが多い」とのこと。
逆に、面談できちんと意見交換できる家庭は塾との信頼関係が深まり、講師側も「この家庭のためにしっかりやろう」という気持ちになるそうです。
面談は塾にとって「評価される場」でもあります。遠慮せず、聞きたいことを聞いていい場です。
面談の前に準備しておくこと

GTOに聞くと、「準備ゼロで来る保護者と準備してきた保護者では、面談の密度が全然違う」とのことでした。以下の3点を事前に整理してから面談に臨みましょう。
①最近のテスト結果を手元に用意する
直近2〜3回分の定期テストの結果を持参すると、具体的な話ができます。「なんとなく上がっていない気がする」ではなく、「前回から数学が8点下がりました」と数字で話せると、講師側も具体的な対策を提示しやすくなります。
②子どもから気になる話を事前に聞いておく
「塾どう?」だけでなく、「最近どの科目がわかりにくい?」「先生に聞きにくいことある?」と具体的に聞いておくと、面談で子どもの代弁ができます。子どもが口に出せない不満や不安を親が届けることが、面談の大切な役割のひとつです。
③「聞きたいこと」を箇条書きでメモしておく
面談の場では緊張して忘れてしまうことが多いです。事前にメモ帳に箇条書きしておくだけで、聞き漏れが格段に減ります。この記事のチェックリストを印刷して持参するのが最も手軽です。
面談当日の段取り|ここで差がつく

GTOへのインタビューで、現場目線の「段取り」についていくつか重要なことを教えてもらいました。
子どもと一緒に行く?別々に行く?
GTOの見解は「基本は子どもなしで、保護者だけで来てほしい」とのこと。
理由は2つあります。まず、子どもが同席していると保護者が遠慮して本音を話せなくなること。次に、講師側も「子どもへの配慮」が必要になり、踏み込んだ話がしにくくなることです。
ただし、子どもが授業日と同じ日に面談する場合は授業後にそのまま同席させることも多いです。GTOのおすすめは「子どもが授業を受けている時間に保護者だけ先に話し、子どもが終わったら一緒に帰宅する」スタイルです。
子どもに内緒で相談していいか?
「成績が心配なこと」「塾を変えようか迷っていること」など、子どもに聞かせたくない内容があれば、事前に「子どもには聞かせたくない話があります」と講師に伝えておくのがベストです。
まともな塾の講師であれば、その場で配慮してくれます。GTOも教室長時代、保護者から事前にそういった申し出があれば、子どもが来る前に個別対応していたそうです。
面談日は「通塾日以外」を選んだほうがいい?
GTOによると、通塾日以外の方が講師の準備時間が取れるため、密度の高い面談になりやすいとのことです。授業直前・直後の面談は講師側の余裕がなく、表面的な話で終わりがちです。「通塾日以外で30分だけ時間を取ってほしい」とリクエストするのが理想的です。
駐車場について
面談を予約する際に駐車場の有無・台数・近隣のコインパーキングの場所を事前に確認しておきましょう。小さい個人塾では駐車場がない場合も多いです。GTOも「駐車場で焦って遅刻してくる保護者が多かった」と言っていました。時間に余裕を持って5〜10分前には到着できるよう準備しておくと安心です。
面談で必ず聞くべきこと【GTO監修・質問リスト】

GTOが「これは必ず聞いてほしい」と言っていた質問を、カテゴリ別にまとめます。
【現状確認】授業・理解度について
- 授業中、うちの子はどのくらい理解できていますか?
- 質問できていますか?わからないまま帰っていることはありますか?
- 家庭学習(宿題・復習)はきちんとできていますか?
- 特に苦手な単元・伸び悩んでいる部分はどこですか?
【改善提案】今後の対策について
- 今後どのような指導方針で進めていく予定ですか?
- 家庭でできるサポートとして、何かやれることはありますか?
- 次のテストに向けて、特に力を入れるべき科目・単元はどこですか?
- このまま続けて、いつ頃から成果が出てくると想定されますか?
【コース・料金】変更や見直しについて
- 今のコマ数・科目数で十分ですか?増減の必要はありますか?
- 受験学年になったとき、費用はどのくらい変わりますか?
- 季節講習(夏期・冬期)は参加した方がいいですか?費用はいくらですか?
【講師・相性】担当について
- 担当の先生とうちの子の相性はどうですか?
- 担当の先生が変わる予定はありますか?
- もし相性が合わない場合、変更はできますか?
【比較検討中の場合】正直に話していいか?
「他の塾も見ている」「転塾を考えている」という場合、正直に話すべきかどうか迷う保護者は多いです。
GTOの見解は「正直に伝えた方が結果的に双方にとっていい」とのことでした。比較検討していると伝えると、塾側も真剣に現状の課題と改善策を提示してくれることが多いそうです。逆に何も言わずにいると、問題が曖昧なまま関係が続き、ある日突然退塾という形になりがちです。
面談後にやること
面談が終わったらその日のうちに、話し合った内容・出た提案・次回確認すること、の3点をメモしておきましょう。1〜2ヶ月後の次の面談や成績確認のときに「あのとき何を話したか」を振り返れる記録があると、塾との継続的な対話がしやすくなります。
りいるうのまとめ
塾の面談は「塾に評価してもらう場」ではなく、「一緒に子どもの現状を共有して、今後の方向性を決める場」です。遠慮せず、準備して、対等な立場で臨んでください。
聞きたいことをリストにして持参する——それだけで面談の質はまったく変わります。
📌 この記事のまとめ
・面談前にテスト結果の持参・子どもへの事前ヒアリング・質問メモの3点を準備する
・子どもとの同席は「授業中に保護者だけ先に話す」スタイルが理想
・面談日は通塾日以外の方が密度の高い話ができる
・比較検討中でも正直に伝えた方が塾側の本気の対応を引き出せる
・面談後は話し合った内容を当日メモしておくと次回に活きる
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