「子どもが受験直前でピリピリしている。何をしてあげればいいかわからない」
GTOの母・りいるうです。私もGTOの中学受験直前期、何度もそう感じました。声をかければ「うるさい」、黙っていれば「無関心に見えるかな」と悩んで、結局何もできないまま当日を迎えた記憶があります。
この記事では、受験生本人がすぐ実践できるリラックス法と、保護者が家庭でできるサポートを、元予備校教室長GTOの監修のもとまとめます。
この記事でわかること
- 受験生本人がすぐ実践できるリラックス法5選
- 保護者が家庭でできるサポート3つ
- 「やってはいけない声かけ」と「効く声かけ」の違い
- GTO自身が実際にやっていた気分転換の方法
受験直前に緊張するのは当たり前

受験直前に緊張したり不安になったりするのは、意志が弱いからではありません。脳が「これは重要な局面だ」と判断してアドレナリンを出している、ごく正常な反応です。
問題は緊張そのものではなく、緊張を抱えたまま当日を迎えてしまうことです。
適度にほぐす習慣を持っておくだけで、本番のパフォーマンスは安定します。
体調・集中力の管理については受験直前の集中力を高める7つの方法もあわせてご覧ください。
受験生がすぐ実践できるリラックス法5選

① 4-7-8呼吸法(試験会場でも使える)
4秒吸って・7秒止めて・8秒で吐く。これを3〜5回繰り返すだけで副交感神経が優位になり、緊張が和らぎます。
道具も場所も不要で、試験会場の席に座ったままできるのが最大の強みです。

今のうちに練習して体に覚えさせておきましょう。
② 20〜30分のウォーキング
運動によって脳内でBDNF(脳由来神経栄養因子)が分泌され、気分が安定します。激しい運動は不要で、近所を歩くだけで十分です。「勉強の合間に外を歩く」習慣を作るだけで、集中力の持続時間が変わります。
GTOが中学受験直前期に私(りいるう)が実際にやっていたのが「散歩に強制連行」です。
「気分転換に行くよ」と言っても絶対来ないので、「買い物ついてきて」と半強制的に外に出していました。
「勉強してるのに~」と怒ってはいますが、ファンシー文具やアイドルグッズを見ていると気分転換できていたようです。
帰ってきた後は明らかに顔色が違いました。

DQNエピソードは、クラブに連れて行きました。
学校説明会の前日でした…。
遅刻しなかったものの、あれはやりすぎだったと思っています。
③ 好きな音楽を10分聴く
勉強の合間に好きな音楽を聴く時間を意図的に作ることで、脳の緊張状態がリセットされます。
ポイントは「ながら聴き」ではなく、勉強を完全に止めて音楽だけに集中する10分を作ること。
中途半端な休憩より効果が出やすいです。

クラブにはまった娘はDisco音楽を聴きながら勉強するようになりました。
卒業制作の未来の自分は「DJをしている私」でした。
④ 入浴(就寝90分前)
就寝の90分前に入浴すると、体温が上がって下がるリズムで自然な眠気が来やすくなります。
お湯の温度は38〜40度程度が最適です。
試験前日は特に、この入浴タイミングを意識してください。

この頃の娘は、熱いお湯に入れなかったので最初から水を足してぬるくしておきました。
「ぬるくしておいたよ~」と誘って入浴させてました。
「風邪ひくよ~」と熱い温度のお湯を足して入浴させてました。
機嫌悪くなると全てに影響しそうな気がして、介護のように気を使いました。
⑤ 「ご褒美タイム」を勉強計画に組み込む
「勉強が終わったら好きなものを食べる・見る」という小さな楽しみを計画に組み込むことで、学習中の張り詰め感が和らぎます。
ご褒美は事前に決めておくのがポイント。終わってから考えると時間を使いすぎます。

GTOがやっていたのが「ハンコカード制度」です。
勉強が一段落したら(1日でノート一冊使ってましたのでノートが終わったら)私(母)にハンコを押してもらうというもの。
ハンコが満タンになるとご褒美、というシステムを自分で考えついたのですが、これが思った以上に効いていました。
詳しくは受験勉強のモチベーション管理法|ビリガキGTOが実践した2つのコツに書いています。
保護者が家庭でできるサポート3つ

① 「プレッシャーをかける言葉」を意識して減らす
NGになりやすい声かけ
- 「もっと頑張れ」「このままじゃ落ちるよ」
- 結果だけを詰める(「なんでこの点数なの」)
- 他の子と比べる(「○○ちゃんは毎日何時間やってるって」)
効果が出やすい声かけ
- 「今日もよく頑張ったね」(結果でなく過程を認める)
- 「何か困ってることある?」(責めずに聞く)
- 何も言わずにご飯を用意して置いておく
受験生が一番求めているのは解決策よりも「受け止めてもらえる安心感」です。
アドバイスより傾聴の方が、子どものメンタルは安定します。

今思うと、介護みたいな感じで接してました。
② 睡眠・食事の環境を家族全体で整える
夜遅くまでリビングが騒がしい、テレビの音が大きい——こういった状況は子どもの睡眠を妨げます。受験生のいる家庭では、就寝リズムを家族全体で合わせることが最も効果的なサポートの一つです。

私(りいるう)が当時やっていたのは、GTOが寝るタイミングに合わせて私も寝ることでした。
夜中まで起きていると子どもも「まだいいか」となります。
「親も寝た」という状況が、子どもを自然に寝かしつける一番の方法でした。
③ 「話を聞く」だけでいい
受験直前期の子どもは「解決策が欲しい」わけではなく、「不安を吐き出せる場所が欲しい」状態です。
アドバイスをしようとせず、ただ話を聞いてあげるだけで十分です。

塾での出来事や、家庭教師の先生に言われたこととかを毎日聞きました。
「そうか、大変だったね」の一言が、子どもの緊張を和らげます。
まとめ

この記事のまとめ
- 受験直前の緊張は正常な反応。適度にほぐす習慣を持つことが大切
- 受験生:4-7-8呼吸法・ウォーキング・音楽・入浴・ご褒美タイムが効果的
- 保護者:プレッシャーをかける言葉を減らし、傾聴と環境整備に徹する
- 「解決策を与える」より「安心感を与える」方が子どものメンタルは安定する
![]()
受験直前期の関連記事はこちらもどうぞ。


コメント