前向きな考え方を身につける

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「やる気が出ない」「今日は何もできなかった」←受験直前期に、こういう日は必ずあります。

元予備校教室長のGTOが解説します。教室長時代に何百人もの受験生を見てきて確信しているのは、「前向きな気持ちを維持し続けられる受験生は存在しない」ということです。

GTO
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大事なのは、崩れないことではなく、崩れた日に5分で立て直せる仕組みを持っておくことです。

GTO
GTO|元予備校教室長・塾業界10年以上
英検1級 / TOEIC960 / 大学院修了 / 現役・大手教育グループ家庭教師部門勤務
小学5年で北海道模試全道ビリから中学受験逆転合格。家庭教師・進学塾・予備校教室長を経て、現在は大手教育グループ家庭教師部門に勤務。業界の内側から見たリアルな評価をお届けします。
先に結論(直前期はこれだけでOK)

  1. 不安を「言葉」ではなく行動に変換する(最重要3タスク)
  2. モチベが落ちても回る最小ルーティンを作る(5分〜)
  3. 睡眠・食事・軽い運動で脳のパフォーマンスを守る
  4. 集中できる環境を先に整えてから勉強を始める
  5. 「崩れた日の5分ルーティン」でゼロにしない

受験直前にやる気が出なくなる理由

受験直前にやる気が出なくなる理由

直前期は「本番が近い=失敗したくない」という気持ちが強くなり、脳が守りに入りやすくなります。結果として、やる気が出ない・集中できない・先延ばしになる、が起きます。

これは意志が弱いのではなく、脳の正常な反応です。だからこそ対策は「気合いを入れ直す」ではなく、行動が止まらない仕組みを作ることが効果的です。

教室長時代、直前期に「もうダメだ」と言いに来る生徒が毎年いました。話を聞いてみると、大抵は「1日できなかっただけ」です。

1日できなかっただけなのに、「自分はダメだ」「受かるわけがない」という思考に入り込んでしまっている。

そういう生徒には「今日の残り時間に単語10個だけ確認しよう」と言っていました。

10個できると、次に動けます。

崩れた日の対処は「ゼロにしないこと」だけでいいんです。

① 不安を行動に変える3ステップ

不安を行動に変える

前向きさは「気持ち」ではなく、考え方の型で作れます。直前期に一番効くのは、不安を次の3ステップで処理する方法です。

  1. 不安を1行で書く(例:英語長文が時間内に終わらない)
  2. 原因を分類(語彙不足/読み方/時間配分/演習不足など)
  3. 今日の行動に落とす(例:長文1本→設問別の時間配分を固定)

私自身が全道ビリの頃にやっていたのが、これに近い方法です。「不安」を感じたら「何が不安なのか」を紙に書いていました。

書いてみると「英語の長文が時間内に終わらない」という具体的な問題になる。

具体的になれば、「じゃあ今日は時間を計って1本解く」という行動に変換できます。

頭の中だけで不安を抱えているとどんどん膨らみますが、書くと小さくなります。

② 直前期は「最重要3タスク」だけを守る

最重要3タスク

直前期にありがちな失敗は、新しいノウハウを集めて「やること」を増やすことです。情報を増やすほど不安が増え、行動が止まります。

直前期に守るべきタスクは3つだけです。

  • 暗記の確認(単語/公式/頻出ミス)
  • 過去問 or 予想問題(時間配分と捨て問判断)
  • 間違い直し(原因メモ→同型演習)

この3つを毎日回すことだけを考えてください。

③ 睡眠・食事・軽い運動で脳を守る

睡眠・食事・軽い運動

直前期は、勉強時間を削ってでも睡眠の固定が重要です。睡眠不足は集中・記憶・判断を落とし、本番の失点に直結します。

直前期の健康チェック

  • 就寝・起床時間を固定している
  • 朝食を抜かない(食べ慣れたもの)
  • 糖分だけに偏らず、たんぱく質+野菜を意識
  • 散歩/ストレッチを5〜10分入れている

④ 集中できる環境を先に整える

集中できる環境を整える

集中は気合いではなく環境設計で作れます。直前期は「始めるまでが重い」ので、開始ハードルを下げることがコツです。

  • 机の上は教材1冊+筆記具だけ
  • スマホは別室 or 機内モード+タイマー
  • 開始の合図を固定(例:25分タイマーを押したら開始)
  • 休憩も固定(例:25分→5分)

「やる気が出たらやる」は最も危険な考え方です。直前期にやる気が出る日はほぼありません。

環境を整えてタイマーを押す、その「機械的な動作」から始めることで、体が動き始めます。

教室長時代に成績が伸びた生徒の共通点は、机の上が整理されていることでした。

GTO
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本当に単純なことですが、効きます。

⑤ やる気が出ない日の「5分回復ルーティン」

5分回復ルーティン

直前期は、やる気が出ない日があって当然です。大事なのは、ゼロにしないことです。以下のどれか1つを最低限やると、翌日への流れが切れません。

5分回復ルーティン(どれか1つでOK)

  • 単語・公式の確認を5分だけ
  • ミスノートを1ページだけ
  • 過去問の見直しを1問だけ
  • 深呼吸(4秒吸って6秒吐く)×3回

私が全道ビリだった頃、「今日はもう無理」という日に母がやってくれたのが「ハンコカードのシステム」でした(詳しくはラジオ体操ハンコの記事に書いています)。

5分でも動いてハンコをもらうと、「今日もやった」という記録が残る。記録が残ると翌日も動けます。

「ゼロにしない」という習慣は、受験が終わった後の人生にも役立つ考え方だと思っています。

保護者の方へ|直前期に効く声かけ

保護者への声かけ

家族の関わり方で、受験生の消耗は大きく変わります。直前期は「結果」より「行動」に寄せる声かけが効果的です。

NGになりやすい声かけ

  • 「勉強しなさい」「まだ終わってないの?」
  • 「大丈夫なの?」(不安を増やしやすい)
  • 結果だけを詰める(「なんでこの点数なの」)
効きやすい声かけ(行動に寄せる)

  • 「今日の最重要3タスクは何?」
  • 「今どこで詰まってる?一緒に整理する?」
  • 「睡眠だけは守ろう。何時に寝る?」

保護者向けのサポートについて詳しくは受験生へのリラックス支援【保護者向け】もあわせてどうぞ。

まとめ|直前期は「前向きさ」より「行動が止まらない仕組み」

まとめ

この記事のまとめ

  • 直前期にやる気が出なくなるのは正常な反応。対策は「気合い」ではなく「仕組み」
  • 不安は書き出して行動に変換する
  • 最重要3タスク(暗記確認・過去問・間違い直し)だけを毎日回す
  • 崩れた日は5分ルーティンで「ゼロにしない」
  • 保護者は「結果」より「行動」に寄せた声かけを意識する

直前期の勉強法もあわせて確認

モチベが落ちても点を落とさないには、過去問×短期復習×1週間計画で運用を固定するのが最優先です。

▶ 受験直前の勉強法【過去問×弱点絞り込み】を見る

▶ オンライン家庭教師おすすめランキング5選を見る

GTO
監修・執筆者

GTO(ビリガキ太閤記の主人公)
元予備校教室長|大手教育グループ 家庭教師部門 現役社員|塾業界キャリア10年以上
英検1級
TOEIC 960
TOEFL 91
公式IQ145
速読インストラクター
大学院修了
元予備校教室長

小学5年生の北海道模試で全道ビリから、中学受験に逆転合格。その後、大学院を修了し、家庭教師会社・進学塾グループ・予備校教室長として教育業界10年以上のキャリアを積む。現在は大手教育ホールディングス傘下の家庭教師会社に勤務し、教育現場の最前線を知る数少ないブロガーのひとり。紹介するサービスはすべて、元教室長の目線でリアルに評価しています。

10年+
塾業界キャリア
合格率100%
塾グループ勤務時代の実績
全道ビリ→
中学受験 逆転合格(実体験)

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大学院修了
元予備校教室長

小学5年生の北海道模試で全道ビリから、中学受験に逆転合格。その後、大学院を修了し、家庭教師会社・進学塾グループ・予備校教室長として教育業界10年以上のキャリアを積む。現在は大手教育ホールディングス傘下の家庭教師会社に勤務し、教育現場の最前線を知る数少ないブロガーのひとり。紹介するサービスはすべて、元教室長の目線でリアルに評価しています。

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